流山市は、子育てしやすい居住環境のマンションを認定する制度を始めました。子育て支援施設の設置など、ハード、ソフトの両面を盛り込んだ独自基準をクリアすると、「子育て応援マンション」として認定します。購入者には選択の目安になり、販売側は認定マークを広告などで使え、「市認定」としてアピールできます。

 

 流山市が力を入れる「子育て世帯に選ばれる街づくり」(井崎義治市長)の一環。横浜市などで同様な制度を実施していますが、千葉県内では初めての試みです。既設マンションも認定を受けることで、資産価値への好影響を期待できます。

 市は先月、流山おおたかの森駅近くにある大型マンション(2007年築、524戸)を「子育て応援マンション」第一号として認定。星の数で認定レベルを示した認定マークのステッカーを交付し、市のホームページで紹介している。

 認定は二段階で、レベル1は、(1)総住戸数200戸以上は認可保育所、同200戸未満は子育て支援施設を設置、(2)共用部分にある危険な場所への子どもの侵入を防ぐフェンスなどを設置、(3)住戸の入り口前または玄関内に、ベビーカーなどのためのスペースを確保、といった10の要件をすべて満たすことが必要。

 レベル2は、「特別応援マンション」という位置付けで、レベル1の要件を満たした上で、(1)共有部分に子ども用の自動体外式除細動器(AED)を設置、(2)子どもの受動喫煙防止のため敷地内を全面禁煙など、24項目のうち18項目以上をクリアする必要があります。